相続税の申告

どこにするの？

被相続人の死亡時における住所地を管轄する税務署へ申告します。

いつまでにするの？

被相続人の死亡日の翌日から１０ヶ月以内にする必要があります。

相続税の基礎控除

平成２７年１月１日より相続税の法改正があり、相続制の基礎控除額の引き下げが行われました。（以前より４割カットです）
基礎控除額とは、相続財産について一定金額までは税金がかからない制度のことをいいます。

控除の金額は法定相続人の数によって変わりますが、
計算式は　３０００万円＋（６００万円×法定相続人の数）　となります。

例として法定相続人が３名の場合、３０００万円＋（６００万円×３名）＝４８００万円　となります。遺産総額が４８００万円以内であれば相続税を支払う必要が無くなるということです。

不動産の評価について

土地

路線価が定められている宅地は「路線価方式」、
定められてない宅地は「倍率方式」に基づき評価されます。
※倍率は国税庁のホームページで公開されています。

定めあり　路線価×各種補正率場×宅地の面積＝相続税評価額
定めなし　固定資産税評価額×評価倍率＝相続税評価額

建物

家屋については固定資産税評価額×１．０＝家屋の評価額　となります。